施術例
患者
40代 女性
来院
2017年4月
症状
頚部後屈時に左拇指までのシビレと頚部の違和感。
仕事でPC作業が続き、頚部を後屈させると左頚部~左拇指までのシビレが出現。
長時間作業によってさらに悪化していた。
数年前から時々発症していたが、2017年に入り3ヶ月経って軽減するどころかどんどん強くなっていた。
うがいや空を見上げるとビリビリと電気が走るシビレが出る。
マクラも中々自分の首に合ったものもなく起床直後からダルさも毎日あり睡眠不足になる。
日中の仕事への影響が強くなり、苦痛が増してきた。
他院での治療もされていましたが全く効果がないとのことで来院に至る。
施術内容と経過
初回施術
検査
デルマトームのC5,6の範囲でシビレ
ジャクソンテスト (+)
スパーリングテスト (+)
大胸筋 上腕三頭筋を押圧すると上肢のシビレが軽減。
骨盤の後屈 歪みあり。
施術
他に症状がなかったので左上肢のシビレを集中して施術。
頚肩の筋緊張が強いので弛緩。
大胸筋、上腕三頭筋弛緩。
骨盤の後傾を前傾に調整。
椎体調整 頚椎調整。
シビレが強くでているので週2回で施術。
2回目以降
2回目施術
初回施術後2日はシビレが軽減。
PC作業後はシビレが強く出ていた。
骨盤を前傾にさせ頚部後屈をすると後屈しやすくなった。
5回目施術
PC後の頚部後屈時のシビレ、肩コリ軽減。以前は睡眠時に頚部に違和感があり寝付きが悪かったが、気にせずに寝れるようになり起床時の違和感も無くなった。
7回目施術
掃除で頚部後屈の時間が多く、頚部のダルさとシビレが一時的に強くなった。
12回目施術
頚部後屈をしても以前出ていたシビレはほとんど出なくなった。睡眠時の頚部の違和感もなく安定している。
来院時、後屈するとしびれが出現することに恐怖を感じていたがなくなった。
メンテナンスへ移行
考察
この方の場合頚肩部 胸部の筋緊張が強くなることにより神経を圧迫してしまい左上腕、前腕橈側 拇指にかけてシビレが出ていた。
頚肩の筋肉を弛緩させることも大切ですが、胸筋や上腕三頭筋なども弛緩させておくことでより後屈角度が増えたりシビレを更に軽減させることが可能です。
ジャクソン スパーリングテストで反応が出たC5,6だけをみるのでは無く骨盤も含め体全体の施術を行うことが大切です。
しびれの原因としては頚椎と考えられます。
しかし、頚椎だけの施術では効果はあったとしても一時的にしか過ぎないでしょう。
なぜならば、身体はすべてつながっているからです。
主に骨盤のゆがみを改善することで手のしびれにも効果があったと考えられ今後もその部位だけでなく身体全体をみて施術をするべきだと気付かされた症例でした。
症状について詳しくはこちら
関連記事
デルマトームのC5,6の範囲でシビレ
ジャクソンテスト (+)
スパーリングテスト (+)
大胸筋 上腕三頭筋を押圧すると上肢のシビレが軽減。
骨盤の後屈 歪みあり。
他に症状がなかったので左上肢のシビレを集中して施術。
頚肩の筋緊張が強いので弛緩。
大胸筋、上腕三頭筋弛緩。
骨盤の後傾を前傾に調整。
椎体調整 頚椎調整。
シビレが強くでているので週2回で施術。
2回目以降
2回目施術
初回施術後2日はシビレが軽減。
PC作業後はシビレが強く出ていた。
骨盤を前傾にさせ頚部後屈をすると後屈しやすくなった。
5回目施術
PC後の頚部後屈時のシビレ、肩コリ軽減。以前は睡眠時に頚部に違和感があり寝付きが悪かったが、気にせずに寝れるようになり起床時の違和感も無くなった。
7回目施術
掃除で頚部後屈の時間が多く、頚部のダルさとシビレが一時的に強くなった。
12回目施術
頚部後屈をしても以前出ていたシビレはほとんど出なくなった。睡眠時の頚部の違和感もなく安定している。
来院時、後屈するとしびれが出現することに恐怖を感じていたがなくなった。
メンテナンスへ移行
考察
この方の場合頚肩部 胸部の筋緊張が強くなることにより神経を圧迫してしまい左上腕、前腕橈側 拇指にかけてシビレが出ていた。
頚肩の筋肉を弛緩させることも大切ですが、胸筋や上腕三頭筋なども弛緩させておくことでより後屈角度が増えたりシビレを更に軽減させることが可能です。
ジャクソン スパーリングテストで反応が出たC5,6だけをみるのでは無く骨盤も含め体全体の施術を行うことが大切です。
しびれの原因としては頚椎と考えられます。
しかし、頚椎だけの施術では効果はあったとしても一時的にしか過ぎないでしょう。
なぜならば、身体はすべてつながっているからです。
主に骨盤のゆがみを改善することで手のしびれにも効果があったと考えられ今後もその部位だけでなく身体全体をみて施術をするべきだと気付かされた症例でした。