背中痛って内臓から問題がでているか不安になりますよね。
以前に来院された方のケースです。
５１才の女性 急な背中痛
日常的に肩こり・腰痛がありました。
コリが強くなれば近くの整骨院で施術を
受けているということでした。
ある日、朝起きてから立ち上がるときに
なんとな背中にいつもとく違う感覚に
襲われたそうです。
朝の支度をしていると痛みが強く感じてきて
咳をする度に痛みを感じるようになってきたのです。
痛みは時間を追う毎に強くなり咳すると痛いことは
もちろんのこと動くだけでも痛みを感じるように
なってきました。
痛みが強くなってきたことと背中が痛いから
「何か内臓の病気かも？」
という不安な気持ちから
いつも行かれている内科に受診されました。
病院につく頃には動くたびに
「痛、いたたたたたたっ！」って声に
出さないといけないらいに辛くなっておられました。
内科に受診すると念の為にレントゲンを撮り
内科的な検査をするも骨には異常がなく
内臓からも関係していることはないので
とりあえず「痛み止め薬」と「シップ」を
渡されてその日は家に帰りました。
一向に痛みが引くことがないので
整形外科の方へも受診されて
再度レントゲンを撮り診断を受けました。
結果、骨にも異常がないので
シップと痛み止め薬を出されて診察は
終了ということでした。
しかし、原因が特定されないので
不安だけが残ったそうです。
３日経っても背中の痛みが取れないけど
内科でも整形外科でも骨にも以上なし
内臓も問題ないのでどこに行ったら
この背中痛を取ってもらえるのか
不安を抱えたまま
ネットで当院の事を調べて来院されました。
体の検査をすると ”ぎっくり背中”でした。
ぎっくり背中とはぎっくり腰の背中で起こったもので
背中の筋肉に無理がかかって
引き伸ばされた状態に
なってしまったものです。
筋肉の一部が強く損傷することで
痛みを誘発しているものです。
ぎっくり背中になる原因としてはそれまでに無理な
姿勢と体のゆがみが合わさって作ってしまったものです。
強い背中の痛みがあったので
３回の施術で少し動けるようになり
６回目の施術で回復した状態になりました。
「病院にも行ったけど原因はよくわからないけど
ここへきて“ギックリ背中”とわかっていただき
良くなる見込みが出てきてホッとしました。
また、６回で楽になってよかったです。」
痛みが良くなることも大事ですが
何が原因でそれは良くなるのかを
判断することも
大事なことですね。
- 初めて背中が痛くなったので病院に行ったほうがいいのか
- 咳をした時に痛みがとても響く
- 体を動かした時に「ギクっ」って痛む
- 肋骨に沿って帯状に痛みがある
- 背中痛の原因は筋肉なのか内臓なのか知りたい
急な背中痛で病院へ行くお気持ちはよくわかります。 なぜなら、ほとんどの方が背中痛を感じたことがないからです。
背中痛で病院に行くことは悪いことではありません。
当院へ来られる方も背中痛になると
内臓が悪いんじゃないかな？
なにか病気が関係しているのではないかな？
などの不安を抱えて来られることが多いです。
自分で簡易判断、動いた時に痛いか痛くないかを
参考にしてください！
自己判断での見極め方は動いた時に痛いのか
動いた時に痛くないのかが判断材料です。
また、内臓から来る痛みは急になることは
少ないかもしれないです。
急な背中の痛みが出る原因としては
狭心症や心筋梗塞の心臓に関わる症状が
背中痛をつくります。
しかし、胸が痛くなることが先にありますので
背中だけに痛くなることは少ないでしょう。
また、急な背中の痛みとしては
「気胸」が考えられます。
肺に穴が開いた状態です。
※ １０代～２０代細身の男性に多い
原因不明の自然気胸が多いです。
気胸も胸から苦しくなることが多いですね。
急な背中痛が起こるのも少ないでしょうね。
急な背中痛が出る場合は
ほとんどの場合
筋肉か骨格の問題でありますので
知識としてお持ちくださいね。
背中痛で病院へ行ったほうがいいかどうかは
動いた時に痛むか動かなくても痛むのかで
判断してください。
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