30代　女性　飲食店勤務

2016年４月

片頭痛

来院二日前にいつもと違う頭痛が起きて嘔吐した。

次の日の仕事中、急に視界の一部がモヤモヤし

見えなくなった。

それが治まったらすぐに激しい頭痛と嘔吐にみまわれ、

それが二時間続いた。

仕事を早退し救急病院に行き

MRIとCTを撮り診察してもらったが

脳には異常がなく偏頭痛と診断された。

病院では鎮痛剤だけもらい、

これといって治療がなかったので

「また同じような痛みが出たら・・・」

と不安になり当院に来院されました。

後頭部右側の痛み。

嘔吐あり。

めまいあり。

閃輝暗点（せんきあんてん）あり。

急な日差しによる刺激や

寝不足、疲労時に頭痛が出現。

MRI（－）・CT（－）

病院での診断結果→片頭痛

日常的に頭痛があり両こめかみに痛み。

痛みにより仕事に集中できなくなることも多く、

やる気が無くなり家で寝ていることが多い。

頭痛の痛みにより行動を制限されていたという訴え。

頭蓋骨の歪みを作る頚部筋の調整

斜角筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋上部線維を弛緩

連動する筋の調整

小胸筋、大円筋、小円筋、上腕三頭筋、腕撓骨筋を弛緩

仙骨調整、椎骨調整、頭蓋骨調整、耳管調整

「大きな変化はないがなんとなく楽になった」

ふわふわ感は残る。

2回目（3日後）

前回施術後から頭痛なし、出そうな不安はある。

閃輝暗点は出なくなった。

仕事中に頭のふわふわ感はあり。

頭痛なしが続いているが雨の日に出そうな

不安感があった。

仕事中のふわふわ感あり

久しぶりに右後頭部に痛み出現。

我慢できず1回だけ頭痛薬を飲む

肩こりは感じるが頭痛なしが続いている。

首をポキポキ鳴らさなくてもいいようになってきた。

仕事中、頭が重くなるが頭痛はなく、

頭痛薬に頼ることはなくなり、めまいも出なくなった。

枕の高さも気にならなくなりよく眠れるようになった。

また悪くならないようにしたいという気持ちと

慢性的な首肩の凝りを改善したいということで

メンテナンスのために来院中。

常日頃からコメカミあたりが痛む頭痛があり、

頚肩部のコリも強く出ていたことから

緊張性頭痛もあったと考えられる。

さらに片頭痛の前兆症状であるの閃輝暗点が出現し、

いつもと違う後頭部の激しい痛みや嘔吐が

出ていることから片頭痛も合わさったと考えられる。

片頭痛は脳の血管が拡張することで

三叉神経を刺激することが原因とされている。

したがって、強いマッサージなどは

痛みを助長する可能性がある。

当院では強いマッサージなどにより

急激に血管を拡張しないように

ソフトな整体により過剰な筋肉の緊張を

弛緩させている。

頭蓋骨を調整することにより、

脳脊髄液の循環を良くすることで

脳圧が上がり過ぎないようにすることが

片頭痛の改善につながったと考えられる。