患者
60代 男性 自営業
来院
2016年8月
来院されるまでの経緯
2015年の5月ぐらいから
右手の中指が痺れている感覚が
気になり始めた。
いままでも仕事が忙しかった後とかに
手が痛かったり、
ぴりぴりしている事はあったが、
徐々に頻繁に出るようになってきた。
さらに中指から薬指、小指と
今では痺れている範囲が広がって
指3本とも痺れを感じる。
朝が特に痺れが強く
時間と共に
気にならなくなるが
完全になくなっているわけではなく
お仕事が終わって
家に帰るころには
やっぱり痺れているなっと
感じるくらいの痺れがある。
ずっとほったらかしにしてたけど
治る様子がないし、
徐々に範囲や強さが増してきているので
一度病院に行かないと
いけないと思っていたら
新聞の折込に自分と同じような症状の事が
乗っていたので治りそうだなあーと
思って来院された。
症状
右第3、4、5指(中指、薬指、小指)の痺れと痛み
特に朝は痺れが強く
指をギュッと強く握ると指が痛い。
荷物を持ったり、手に何かを持つと
痛みが強くなる。
□朝の指の痺れ
□握ったり、物を持つとき(仕事中)の指の痛み
□バイクを運転中の右手が痛い
慢性腰痛
お仕事で前かがみや、中腰になることが
多いので、30年以上慢性的に腰痛。
日常生活で気になることはないが
仕事をすると、「あいたたた」となる。
□お仕事での中腰のときの腰の痛み
□朝、顔を洗う時の腰の痛み
□朝起き上がる時の腰の痛み
施術内容と経過
初回施術
検査
ジャクソンテスト(-)
スパーリングテスト(-)
骨盤動揺性検査 動揺性を確認
チネル徴候テスト 反応なし
筋肉テスト 上腕三頭筋・母指球筋に反応あり
骨反応 大菱形骨に反応あり
施術
まずは骨盤の動揺性を調節するために
仙骨を調整。
反応のあった上腕三頭筋と母指球筋に
筋硬結を確認。
筋硬結を徹底的に弛緩させると
指のグーパー運動がしやすくなり
強く握った時の痛みが消失。
大菱形骨を中心に手根骨を調整。
動作確認にて全く違和感なく
動かせるということなので
初回はここで施術終了。
仕事の都合上、どうしても
土曜日しか時間を作れないということで
次回施術は1週間後にご予約をとられた。
2回目
まずは骨盤の動揺性を調節するために
仙骨を調整。
反応のあった上腕三頭筋と母指球筋に
筋硬結を確認。
筋硬結を徹底的に弛緩させると
指のグーパー運動がしやすくなり
強く握った時の痛みが消失。
大菱形骨を中心に手根骨を調整。
動作確認にて全く違和感なく
動かせるということなので
初回はここで施術終了。
仕事の都合上、どうしても
土曜日しか時間を作れないということで
次回施術は1週間後にご予約をとられた。
4回目
「朝起きると固まった感じがあるが
楽に動かせる範囲が増えてきている。
強く握りこむと痛みがある。」
と経過報告を受ける。
7回目
「痛みは時々出るが、ほとんど感じない。
朝に痛みが出ても10分くらいで気にならなくなる。
痺れも今は中指だけになっている。
全体的に7割は改善している。」
と経過報告を受ける。
今までの施術に、手根管周辺の調節を加える
12回目
「朝の痛みはほとんどでなくなっている。
ほとんど気にならない。」
と経過報告を受ける。
週1のペースを2週間に間隔をあける。
13回目
2週間間隔をあけて様子をみたが
全く気にならなかったということで
施術終了
考察
手根管症候群です。
さらに上肢の筋硬結、筋疲労から
手根管部より前腕部での絞扼が大きかったので、
前腕部の筋肉を徹底的に
筋弛緩していくことで約7割が改善され、
さらに手根部や仙腸関節を調整し
体全身のアライメントを
整えることで、残りの3割も改善した例です。
手根管症候群は突発性というのが多く
原因不明とされています。
しかし、仕事やスポーツでの使い過ぎで
症状が出ることが多いことから、
整形外科に受診をした場合
ほとんどのケースが消炎鎮痛剤(痛み止め)と
ビタミンB12などの飲み薬と、
湿布薬の保存療法を選択されます。
確かに痛み止めなどで
一時的には痛みは治まります。
しかし、治っているわけではないので
薬が切れたらまた痛みます。
そもそもなぜそこに炎症が起こるのか
根本原因を見極める必要があります。
そこを見極めれば薬に頼る必要もないし
痛みやしびれに悩むこともない
体を作ることができます。
もし、あなたやあなたの大切な人が
身体の事で困っていたら
教えてあげてくださいね。
ジャクソンテスト(-)
スパーリングテスト(-)
骨盤動揺性検査 動揺性を確認
チネル徴候テスト 反応なし
筋肉テスト 上腕三頭筋・母指球筋に反応あり
骨反応 大菱形骨に反応あり
まずは骨盤の動揺性を調節するために
仙骨を調整。
反応のあった上腕三頭筋と母指球筋に
筋硬結を確認。
筋硬結を徹底的に弛緩させると
指のグーパー運動がしやすくなり
強く握った時の痛みが消失。
大菱形骨を中心に手根骨を調整。
動作確認にて全く違和感なく
動かせるということなので
初回はここで施術終了。
仕事の都合上、どうしても
土曜日しか時間を作れないということで
次回施術は1週間後にご予約をとられた。
2回目
まずは骨盤の動揺性を調節するために
仙骨を調整。
反応のあった上腕三頭筋と母指球筋に
筋硬結を確認。
筋硬結を徹底的に弛緩させると
指のグーパー運動がしやすくなり
強く握った時の痛みが消失。
大菱形骨を中心に手根骨を調整。
動作確認にて全く違和感なく
動かせるということなので
初回はここで施術終了。
仕事の都合上、どうしても
土曜日しか時間を作れないということで
次回施術は1週間後にご予約をとられた。
4回目
「朝起きると固まった感じがあるが
楽に動かせる範囲が増えてきている。
強く握りこむと痛みがある。」
と経過報告を受ける。
7回目
「痛みは時々出るが、ほとんど感じない。
朝に痛みが出ても10分くらいで気にならなくなる。
痺れも今は中指だけになっている。
全体的に7割は改善している。」
と経過報告を受ける。
今までの施術に、手根管周辺の調節を加える
12回目
「朝の痛みはほとんどでなくなっている。
ほとんど気にならない。」
と経過報告を受ける。
週1のペースを2週間に間隔をあける。
13回目
2週間間隔をあけて様子をみたが
全く気にならなかったということで
施術終了
考察
手根管症候群です。
さらに上肢の筋硬結、筋疲労から
手根管部より前腕部での絞扼が大きかったので、
前腕部の筋肉を徹底的に
筋弛緩していくことで約7割が改善され、
さらに手根部や仙腸関節を調整し
体全身のアライメントを
整えることで、残りの3割も改善した例です。
手根管症候群は突発性というのが多く
原因不明とされています。
しかし、仕事やスポーツでの使い過ぎで
症状が出ることが多いことから、
整形外科に受診をした場合
ほとんどのケースが消炎鎮痛剤(痛み止め)と
ビタミンB12などの飲み薬と、
湿布薬の保存療法を選択されます。
確かに痛み止めなどで
一時的には痛みは治まります。
しかし、治っているわけではないので
薬が切れたらまた痛みます。
そもそもなぜそこに炎症が起こるのか
根本原因を見極める必要があります。
そこを見極めれば薬に頼る必要もないし
痛みやしびれに悩むこともない
体を作ることができます。
もし、あなたやあなたの大切な人が
身体の事で困っていたら
教えてあげてくださいね。