施術例
女性 60代
来院
2015年 5月
症状
椅子から立ち上がる時に
右殿部の痛み
(引っぱる感じ)
右膝は冷えた感覚がする
2週間前から
椅子から立ち上がる時に
右殿部が引っぱるような感じで痛む
歩いている時は痛くない
座っている時も痛くない
孫2才を抱っこするから痛みが出たのでは
とも思っておられましたが
同居しているので
特に最近抱っこを増やしたと
いうことでもない
椅子から立ち上がるときに
引っぱる感じで痛み
3分ぐらい歩いていると
痛みが緩和してくる
2週間前から発症してきたが
きつくなるわけでもない
しかし、治るということもない
1日数枚シップをしていても
症状は同じ
施術内容と経過
初回施術
検査
上半身 左ねじれ
下半身 右ねじれ
骨盤歪み
右PI 左AS
右短下肢
腹臥位での骨盤の傾きが強く
右殿部が低くなっている
大殿筋 梨状筋の圧痛著名
ハムストリングの圧痛著名
右膝の触診での冷感はなく
本人の感覚では冷えたような
感覚になる
骨盤の歪みから
殿部筋肉の血行不良により
痛みが発生していると予想
施術
大殿筋 弛緩
中小殿筋 弛緩
梨状筋 弛緩
ハムストリング 弛緩
骨盤調整
短下肢調整
大腰筋調整
仙腸関節調整
腰椎4,5番調整
頚椎調整
施術後
ベッドから立ち上がる時は
痛みなし
しかし、普段の条件とは違うために
日常の仕事していた後の状態を
確認しながら施術をすることを伝える
2回目施術 3日後
好転反応なし
座っていて立つ時の痛みは
少し良くなったような
感じがするとのこと
筋肉の圧痛は初回より改善
短下肢改善
施術は初回と同じ
3回目施術 2回目より3日後
立つ時の痛みが改善
ペインスケール(PS10→5)
4回目施術 3回目より5日後
孫を自転車に乗せて1時間程
漕いだためか
痛みが強くなったと訴え
PS 10→ 8
まだ施術途中なので
逆戻りの状態を作ってしまうことがある
本人自覚もあり
自転車で移動している時も
なんとなく悪くなるのではと
不安に思っていた
8回目施術
膝の冷える感覚が少なくなってきた
大腿後面
PS 10→3
痛む感覚が小さくなってきたので
椅子からの立ち上がりがしやすくなった
10回目施術
ほぼ痛みがなくなる
長期に渡って東京へ行くことになるので
施術はここで終了
同時に施術した症状
施術しなかった症状
手のガングリオン
※当院ではガングリオンは
みることはできません
使用した手技 もしくはポイントとなる部位
考察
椅子から立ち上がる
殿部の痛みは骨盤の歪みによる
周囲の筋肉の緊張が原因でした。
2週間前から発症してきましたが
普段の姿勢や体の使い方の
悪さの積み重ねが症状を
作ったのでしょう。
脚を組むことや
肘をついて座っていることも
かばんを片側だけで持つことも
以前からの姿勢ですが
その悪い積み重ねによって
症状に発展してのです。
骨格の歪みを正し
筋肉の緊張を取り除き
姿勢を正すことで
痛みの症状が改善されるだけでなく
再発をさせないことにもつながります
特に姿勢の部分は
本人の意識も必要になってきます。
姿勢を悪くしないように
気をつけていただく必要があります。
姿勢と骨格の歪みは大きな
関係があるのです。
その時の痛みをとることだけでなく
その後のことも大事だからです。
上半身 左ねじれ
下半身 右ねじれ
骨盤歪み
右PI 左AS
右短下肢
腹臥位での骨盤の傾きが強く
右殿部が低くなっている
大殿筋 梨状筋の圧痛著名
ハムストリングの圧痛著名
右膝の触診での冷感はなく
本人の感覚では冷えたような
感覚になる
骨盤の歪みから
殿部筋肉の血行不良により
痛みが発生していると予想
大殿筋 弛緩
中小殿筋 弛緩
梨状筋 弛緩
ハムストリング 弛緩
骨盤調整
短下肢調整
大腰筋調整
仙腸関節調整
腰椎4,5番調整
頚椎調整
施術後
ベッドから立ち上がる時は
痛みなし
しかし、普段の条件とは違うために
日常の仕事していた後の状態を
確認しながら施術をすることを伝える
2回目施術 3日後
好転反応なし
座っていて立つ時の痛みは
少し良くなったような
感じがするとのこと
筋肉の圧痛は初回より改善
短下肢改善
施術は初回と同じ
3回目施術 2回目より3日後
立つ時の痛みが改善
ペインスケール(PS10→5)
4回目施術 3回目より5日後
孫を自転車に乗せて1時間程
漕いだためか
痛みが強くなったと訴え
PS 10→ 8
まだ施術途中なので
逆戻りの状態を作ってしまうことがある
本人自覚もあり
自転車で移動している時も
なんとなく悪くなるのではと
不安に思っていた
8回目施術
膝の冷える感覚が少なくなってきた
大腿後面
PS 10→3
痛む感覚が小さくなってきたので
椅子からの立ち上がりがしやすくなった
10回目施術
ほぼ痛みがなくなる
長期に渡って東京へ行くことになるので
施術はここで終了
同時に施術した症状
施術しなかった症状
手のガングリオン
※当院ではガングリオンは
みることはできません
使用した手技 もしくはポイントとなる部位
考察
椅子から立ち上がる
殿部の痛みは骨盤の歪みによる
周囲の筋肉の緊張が原因でした。
2週間前から発症してきましたが
普段の姿勢や体の使い方の
悪さの積み重ねが症状を
作ったのでしょう。
脚を組むことや
肘をついて座っていることも
かばんを片側だけで持つことも
以前からの姿勢ですが
その悪い積み重ねによって
症状に発展してのです。
骨格の歪みを正し
筋肉の緊張を取り除き
姿勢を正すことで
痛みの症状が改善されるだけでなく
再発をさせないことにもつながります
特に姿勢の部分は
本人の意識も必要になってきます。
姿勢を悪くしないように
気をつけていただく必要があります。
姿勢と骨格の歪みは大きな
関係があるのです。
その時の痛みをとることだけでなく
その後のことも大事だからです。