【施術改善例】頚椎症による椎間板変性もバランスをよくすることで改善した例

患者

50代 男性

来院

2017年11月

症状

この方は頚椎症による、右上肢の痺れに悩んで来院されました。来院される4ヶ月前から急に右頚部~肩甲骨、右上肢、右1~3指に痛みと痺れが出ました。

 

 

頸椎症とは加齢による椎間板の変性、靭帯が厚く固くなることによって神経や脊髄が圧迫され頚部や肩甲骨付近の痛みやシビレをともなう症状です。

 

 

症状が出てからは、常に頚部、右肩甲骨付近に常に痛みがあり、運転時の左右確認やデスクワーク、うがいをする動作、仰向けで寝ることが辛く整形外科でブロック注射を何度かされていました。

 

 

注射をすると数日は痛みシビレが落ち着きますが段々とまた症状が強く出ていました。

原因となっているところから治し以前のように仕事や日常生活を快適にしたいということで来院されました。

施術内容と経過

初回施術

検査

上半身 左側屈

左回旋

 

骨盤  左回旋

脚長差 右下肢が短い

 

ジャクソンテスト陽性 スパーリングテスト陽性

 

大胸筋 上腕三頭筋を押圧すると右上肢、右1~3指のシビレが減弱。

施術

脚長差 骨盤の歪みを整える。

背骨沿いにある脊柱起立筋の硬結を診られるため弛緩。

 

 

頸肩部 前中斜角筋の緊張も強く、鎖骨付近を通る神経、血管を圧迫していたので弛緩させる。

 

 

右上肢全体に筋硬結が見られたので細かく弛緩。

座位の状態でもう1度頚肩部を弛緩と頚椎AKAを行う。

2回目以降

5回目施術

PS10→4

指先のシビレは残っているがPC作業時、車の運転がしやすくなった。

歩行時に気になっていた右上肢の痛みが忘れる程になった。

6回目施術

前回から1週間の間で姿勢を崩した時がありその時はシビレが一時的に強く出た。

8回目施術

施術を行った後は普段通り仕事をしたり、日常生活もしても痛みシビレが全く出なかった。

11回目施術

PS10→2

出張で新患線や飛行機に長時間乗っても痛みシビレが気にならい状態で過ごせた。

 

現在では日常生活、仕事も快適に行えるようになりました。

症状の出ていたときは山登りなどの趣味もできなかったが症状が落ち着いたことにより再開できとても喜ばれていました。

考察

この方は、頚椎症と斜角筋の緊張による上肢の痛みシビレでした。頚椎症は年齢とともに椎間板が薄くなります。

 

 

加齢により誰でも椎間板は薄くなりますが、歪みや筋緊張が加わると神経の圧迫などを受けやすくなります。

 

 

椎間板が減るだけでは痛み痺れがでるとは限りません。

そこに歪みや体のバランスの悪さが加わると症状として出て来てしまいます。

 

 

頚椎が整っていると、骨盤の歪みを修正させる指示がでます。骨盤を整えるだけでは骨盤の歪みをとることはできません、 頸椎を整えることが重要です。

 

 

頚椎症で悩まれている方も早く体のバランスを整えることにより症状のことで悩まなくなれます。

理想の生活ができるようになりますので早めに改善されることをオススメします。

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