施術例
患者
40代 女性 パート
来院
平成29年6月
来院されるまでの経緯
半年くらい前から両方の足の裏が痛くなってきた。
もともとパート中は立ちっぱなしが多いので疲れているのかな。
っと思い、そこまで気にしなかったがしばらくして、朝起きてベットから立ち上がった瞬間に激痛が走った。
時間が経って、しばらくすると激痛は治まった。
翌日、朝起きて立ち上がりの一歩目にまた激痛が走った。
その日から朝の起き上がりの痛みと仕事中や家事をしているときも常に痛い。
もともと腰痛で通っていた整骨院に足の症状を説明しても何の説明も原因も教えてくれずちゃんと見てくれなかったのでネットを調べて当院に来院。
症状
両足底の痛み
両足痛いが左足底の痛みの方が強い。
痛みを庇って変な歩き方のせいで最近は外踝の橫が痛い。
朝の痛みが辛くて、起きるのが憂鬱になる。
最近は仕事にも集中できなくなってきている。
慢性的な腰痛と肩こり症
天気が悪い日は頭痛になりやすい
時々、膝が痛くなる。
施術内容と経過
初回施術
検査
腫れや熱感はなし。
叩打痛異常なし
踵周辺に圧痛を確認
外踝周辺に圧痛を確認
扁平足を確認
筋肉検査 反応あり
骨盤検査 反応あり
施術
まずは仙骨、骨盤を調整
長趾屈筋・長母趾屈筋・前脛骨筋・後脛骨筋を徹底的に弛緩させる。
舟状骨・距骨・腓骨調整
下肢アライメント調整
斜角筋・大腰筋調整
縦アーチ・橫アーチテープをして初回施術は終了。
2回目以降
2回目施術
最初は左のほうが痛かったが施術後から右のほうが痛くなった。
痛みはあるが歩きやすい。
と経過報告を受ける。
4回目施術
「右はほとんど痛くなくなった。左のくるぶしの外側が少し痛む。常に痛いわけではないので凄く楽になっている。」
と経過報告を受ける。
通院の間隔を1週間に2回から1週間に1回に変更する。
5回目施術
「徐々に痛みがなくなっていくのを感じる。
仕事も集中できている。」と経過報告を受ける。
テーピングなしで1週間過ごしてもらう。
6回目施術
「テーピングがなくても同じように過ごせた。
ほとんど気にならないので肩こりが気になる。」
と経過報告を受ける。
続けて再発しないように足底筋膜炎のケアを継続中。
考察
足底筋膜炎の症状です。
さらに体の歪みもプラスされて症状がとれにくくなっていたので、足底だけではなく全身の歪みをとりながら下肢の筋弛緩を徹底した。
特に長趾屈筋・長母指屈筋・前脛骨筋・後脛骨筋。
偏平足があるので、歩行指導をし、下肢のアライメント(腓骨・距骨・舟状骨)を調整。
立ち仕事をされているのでテーピングでアーチの補助をし、負担の軽減を図る。
足底筋膜炎は足裏の痛みなので足裏をマッサージしたりシップを貼ったり足裏に注目してしまうが、下肢のアライメント崩れがあったために下腿に注視した。
結果的に症状改善になったのである。
痛みの出ている部分だけをみていたのであれば、効果は出にくかったであろうと推測されるため、今後も下肢全体、体全体の歪みをみることを忘れないように思う症例であった。
症状について詳しくはこちら
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叩打痛異常なし
踵周辺に圧痛を確認
外踝周辺に圧痛を確認
扁平足を確認
筋肉検査 反応あり
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まずは仙骨、骨盤を調整
長趾屈筋・長母趾屈筋・前脛骨筋・後脛骨筋を徹底的に弛緩させる。
舟状骨・距骨・腓骨調整
下肢アライメント調整
斜角筋・大腰筋調整
縦アーチ・橫アーチテープをして初回施術は終了。
2回目以降
2回目施術
最初は左のほうが痛かったが施術後から右のほうが痛くなった。
痛みはあるが歩きやすい。
と経過報告を受ける。
4回目施術
「右はほとんど痛くなくなった。左のくるぶしの外側が少し痛む。常に痛いわけではないので凄く楽になっている。」
と経過報告を受ける。
通院の間隔を1週間に2回から1週間に1回に変更する。
5回目施術
「徐々に痛みがなくなっていくのを感じる。
仕事も集中できている。」と経過報告を受ける。
テーピングなしで1週間過ごしてもらう。
6回目施術
「テーピングがなくても同じように過ごせた。
ほとんど気にならないので肩こりが気になる。」
と経過報告を受ける。
続けて再発しないように足底筋膜炎のケアを継続中。
考察
足底筋膜炎の症状です。
さらに体の歪みもプラスされて症状がとれにくくなっていたので、足底だけではなく全身の歪みをとりながら下肢の筋弛緩を徹底した。
特に長趾屈筋・長母指屈筋・前脛骨筋・後脛骨筋。
偏平足があるので、歩行指導をし、下肢のアライメント(腓骨・距骨・舟状骨)を調整。
立ち仕事をされているのでテーピングでアーチの補助をし、負担の軽減を図る。
足底筋膜炎は足裏の痛みなので足裏をマッサージしたりシップを貼ったり足裏に注目してしまうが、下肢のアライメント崩れがあったために下腿に注視した。
結果的に症状改善になったのである。
痛みの出ている部分だけをみていたのであれば、効果は出にくかったであろうと推測されるため、今後も下肢全体、体全体の歪みをみることを忘れないように思う症例であった。